などと考える人も多いですよね。
セクシャリティというものは、環境の変化だったり、経験だったりによって変化することがあります。
変化するから良い、変化しないから悪いということは全くなく、セクシャリティとは本来、グラデーションなのです。
だからこそ一人一人問題が異なるので、一般的に相談できず1人で悩んでしまうという人もいます。
そこで今回ご紹介したいのが、自分自身のことを客観的に見て、
セクシャリティを診断してくれるという「anone,(あのね)」です。
自分自身のセクシャリティが分からなくなってしまった、自分のことなのに自分が分からなくてモヤモヤしてしまう、
そういった人に特におすすめですので、どんなシステムのサービスなのか、一緒にチェックしていきましょう。
anone,とは
この「anone,(あのね)」は、2018年よりサービスが開始されました。
LGBTQ向けに開発されたセクシャリティ診断のサービスとなっており、2,000通りものセクシャリティの組み合わせから、
あなたに近いと思われるパターンを分析してくれるシステムです。
質問に答えるだけで、今まで自分でも気づかなかったような、新たな自分を発見することができます。
診断される内容としては、セクシャリティを構成する4つです。
こころの性(性自認)、恋愛的指向、性的指向、表現したい性となっており、全66問の質問の回答から客観的に診断されます。
こころの性は、
- あなたが自分自身の性別をどのように捉えているのか
- 恋愛的指向は、どんなセクシャリティの相手に恋愛感情を抱くのか
- 性的指向では、どんなセクシャリティの相手に性的魅力を感じるのか
- 表現したい性は、そのままの通りあなたが表現したい性
を客観的に診断してくれます。
ざっくりとした「レズビアン」「バイセクシャル」といった診断結果ではないので、
現時点の自分の傾向を客観的に分析することができます。
また、「anone,(あのね)」は無料で利用することができて、細かい部分まで診断してくれて、
的を得た回答を得ることができるということから、最近LGBTQ界隈の中でも密かに話題に上がっているサービスです。
atone,の特徴3選
この「anone,(あのね)」には、一体どんな特徴があるのでしょうか。
今回は、たくさんの組み合わせからセクシャリティの診断をしてくれるということ、
SNSに診断結果をシェアすることができるということ、なんどでも診断できるということの3つの特徴を紹介していきます。
どの特徴も、「anone,(あのね)」を利用した人から好評な特徴でもあるので、ひとつずつじっくりと見ていきましょう。
2,000通りのセクシャリティから診断してくれる
まず冒頭でも説明したように、この「anone,(あのね)」では66問の質問に答えることで、
2,000通りもの組み合わせの中から、あなたに近いと思われるセクシャリティの分析パターンを診断してくれます。
66問の質問と聞くと、少し多いように感じますが、回答自体も「当てはまる」「どちらともいえない」「当てはまらない」から選択する形なので、特に難しく感じることもありません。
自分では思いもよらないような診断結果が出たり、納得のいくような診断結果が出たりと、当然ですが人それぞれの診断結果が表示されます。
また、こころの性・恋愛的指向・性的指向・表現したい性それぞれに該当すると思われるセクシャリティが表示されるので、自分の中でこの部分はこのセクシャリティ寄りの考えなんだ、と潜在的な自分の考えを知るきっかけになります。
それぞれのセクシャリティの特徴なども表記されているので、
改めてどんな特徴を持つセクシャリティなのか、理解を深めることもできます。
登録も簡単で、手軽にSNSにシェアできる
「anone,(あのね)」の診断結果は、TwitterとFacebookにシェアすることが可能となっています。
自分の身近な友人とセクシャリティの理解を深め合うこともできますし、自分のパートナーとセクシャリティについて改めて話し合うきっかけとにも使うことができます。
最近はSNSで繋がる仲間も増えてきている世の中なので、
診断結果をもとに新たな話のネタにもなりますし、自分自身のことを更によく知ってもらう方法のひとつにもなります。
登録方法自体も簡単なので、空き時間に診断することができますし、
SNS時代の今、新たに知り合う人にも自分はどういう考えを持っているのか、潜在意識の中のセクシャリティはこれです、と手軽に伝えることができることが、二つ目の特徴といえるでしょう。
何度でも診断できる
そしてこの「anone,(あのね)」のすごいところは、
何度でも診断することができるのはもちろん、自分のアカウントには過去に診断したデータが残っています。
そのため、過去の自分と今の自分で何が違うのか、どんな部分がどのように変わったのか照らし合わせることができます。
無料のサービスで過去のデータまで保存されて、細部まで診断してくれるとなると、びっくりする方も多いでしょう。
過去のデータを見る際も、無料で見ることができるので、驚きです。
atone,の利用方法
「anone,(あのね)」を利用するためにはまず、アカウントの登録が必要となります。
" anone,をはじめる " から分析を始めるを押します。
注意事項が記載されている画面が開かれるので、しっかりと目を通すようにしてください。
注意事項をスクロールすると、登録して始めるというボタンがあるので、そこから登録をします。
初回利用時のみ、ユーザー名やメールアドレスを入力する必要があります。
アカウントの登録が完了したら、残りは66問の質問に答えていくだけです。
質問の回答方法は、このようになっており、自分の考えから近いものを選んでいきます。
回答がすべて終了すると、診断結果の画面に移ります。
こころの性・恋愛指向・性的指向・表現したい性の観点から、セクシャリティを客観的に診断してくれます。
周囲にはいないセクシャリティが表示されても、どんなセクシャリティなのか詳しく説明してくれるので、どんな特徴のセクシャリティなのか理解を深めることができます。
クチコミは?
「anone,(あのね)」の総合的な評価としては、満足しているユーザーが多いサービスとなっています。
その中でも、自分の中で感じていた違和感に納得ができたという声や、知らなかった自分を知ることができたという声もあります。
また、SNSにシェアすることで、身近な友人との相互理解が深まったという声もあったりと、詮索なセクシャリティ問題ではありながらも、周囲との理解を深める手段に用いられることも多いようです。
料金体系について
この「anone,(あのね)」は、全て無料で利用することができるサービスです。
アカウントの登録においても、過去のデータを見ること診断に回答することなど、料金が必要になることはありません。
そのため、無料で安心して利用できるサービスとなっています。
どんな女性に向いている?
自分のセクシャリティに疑問を持っている人をはじめ、今更ながら自分ってどういう人間なんだろう?と考えることが多い人には、特におすすめのサービスです。
セクシャリティというのは、自分のことを深く知ることから始まるものでもありますが、なかなかこういったセクシャリティを診断してくれるサービスはありません。
特に自分の中の深い部分まで診断してくれるシステムやサービスはそう多くありません。
そのため、セクシャリティに悩む人以外にも、自分の恋愛に関する傾向が全く分からないという人も、利用すると今まで知らなかった自分と出会うことができ、自分の求めるパートナー像を描きやすくなったり、生きやすくなるきっかけになります。
まとめ
さて今回は、LGBTQ向けのセクシャリティを診断してくれるサービス「anone,」について紹介してきました。
なかなか繊細な問題でもあるセクシャリティ問題ですから、他人に聞くこともできないし、かと言って自分で自分が分からない、と悩んでしまう人も多いです。
そこで気軽に登録して利用できる「anone,」で診断をして、こんな自分もいるんだ、と新たな出会いを果たしてみるのはいかがでしょうか。
無料で利用することもでき、過去の自分と照らし合わせることもできるので、その時によって違う自分と出会い、更に自分のことを深く知っていくことができるはずです。