皆さんは、好きな人ができた時、どんなことを想像しますか？
初めて同性のことを好きかもしれないと感じた時、大抵は、
同性同士の恋愛ってどんな感じなんだろう
相手が同性となると、どうやって行動したらいいのか分からない
などと、考える人が多いと思います。
同性同士の恋愛というのは、なかなか本人がカミングアウトすることも多くないので、想像しづらい人も多いですよね。
そこで今回は、
同性のことが好きかもしれない・・・
と思った際に意識すべきことや行動について紹介していきます。
最近気になる同性がいるという人や、同性に片想いをしているけれど気持ちが不安定になってしまう人などは、
是非参考にしてみてくださいね！
レズビアンとは？
まず前提としてレズビアンとは、恋愛対象・性的対象が同性の女性である人を指します。
日本では女性として女性のことを好きになるということを「女性同性愛者」とも呼んでいます。
日本国内では、レズビアンのことを「レズ」と呼ぶ人もいますが、実はレズという呼び名は差別用語となるので
「レズビアン」や「ビアン」と呼ぶのが無難です。
セクシャリティというのは、自分のありたいように自分自身で決めるものです。
自身のセクシャリティに悩んだときは、以下4つの観点から自分を見つめなおすことで、
レズビアンの定義に当てはまるかどうか判断しやくすなります。
その4つの観点というのが
・身体的性 身体構造における性
・性自認 自分自身で認識している性
・性的指向 恋愛対象・性的対象がどの性別に対して向いているのか
・性表現 自分のありたい性をどのように表現するのか
これらの観点から、レズビアンの定義を挙げるとすると
・身体的性 自由
・性自認 女性
・性的指向 女性
・性表現 自由
上記のように定義することができます。
同性同士の恋愛は男女と変わらない
同性同士の恋愛と聞くと、
と考える人も、もしかするといるかもしれません。
結論をいってしまえば、同性同士だからといって付き合い方は変わりません。
異性同士の恋愛と比べると、
周囲からの目や世間体を気にしてしまう、最終的に結婚ができない、といったことが違います。
だからといって、同性を好きになることは悪いことではありませんし、根本である誰かを好きになるということに関しては性別は関係ありません。
意識すべきこととは？
いざ同性のことが気になったと自覚しても、
何をしたらいいのか分からない…
他の人たちはどうやって想いを伝えているのだろう…
などと悩んでしまう人もいるでしょう。
そこで想いを伝える前に、何をどう意識すべきなのか、何をやってみると良いのか、今回は実践しやすいようなものから、少し踏み込んだものを紹介します。
・時間をかけてでも自分の気持ちと向き合うこと
・さらに魅力的になれるように、自分磨きを頑張ること
・恋愛感情を抱いていることを相手に伝えてみること
上記3つが意識すべきこととなっているので、以下で詳しくお話していきます。
時間をかけて自分の気持ちと向き合うこと
まず一つ目に意識することとしては、時間をかけてでも自分の気持ちと向き合うことです。
同性同士の恋愛というのは、今の日本では結婚することもできなければ、まだまだ偏見の目で見られる対象となっています。
特に同性同士ということもあって、今自分が相手に抱いている感情は恋愛感情なのか？それとも親しい友人に対する感情なのか？と、悩んでしまう人もたくさんいます。
同性同士だからこそ、友達と恋愛対象に対しての気持ちの線引きが難しいところもあり、一時の感情で付き合うことができない・・・というレズビアンも多いです。
何度かデートを重ねながらお互いの気持ちを再確認しながら、お付き合いをするという人も少なくありません。
軽々しくお付き合いができないからこそ、たくさんの時間をかけて自分の気持ちと向き合うことが大切です。
更に魅力的になれるよう、自分磨きを頑張ってみる
二つ目に意識することとしては、もっと魅力的になれるように自分磨きを頑張ってみるということです。
自分磨きと聞くと、どうしても外見に力を入れることを想像する人も多いですが内面を更に磨き上げることも重視しています。
その理由としては、同性同士の恋愛となると自分と同じ女性が相手の恋愛になります。
女性というのは外見だけを見ているという人は少なく、特に同性同士の恋愛となれば真剣なお付き合いを考えている人も多いので、内面を特に重視する人が多いです。
そこで、目に見える外見だけではなく、人を気遣うことができたり、精神的に余裕があったり、といった内面の魅力を更に磨くことで、気になる相手から魅力的に感じてもらうことができるはずです。
自分磨きには、
新たな趣味を見つけてみる
本を読むなどして視野を広げてみる
筋トレをして内面外見に自信をつける
など、自分の時間も大切にしながら、周囲のことも広く見える視野の広さを培うことで、更に素敵なあなたになること間違いありません。
趣味があまりないという人であれば、いろいろなことに挑戦してみることで、自分に合った趣味と出会えるかもしれないので、まずは一歩踏み出してみましょう。
恋愛感情を抱いていることを伝えてみる
三つ目は、恋愛感情を抱いていることを相手に伝えてみるということです。
これは、一つ目に挙げた自分の気持ちとしっかり向き合った上で、恋愛感情であるという結論に至ったのであれば、伝えてみることも大切ではないかと考えます。
恋愛感情を抱いていると伝えることによって、自分自身で相手に対して恋愛感情を抱いていることを再認識することにも繋がりますし、なにより相手に意識してもらうことにも繋がります。
同性同士となると、相手が自分に対して恋愛感情を抱いているのか分からないということも多いです。
敢えて勇気を出して伝えてみることによって、相手から恋愛対象として意識される対象にステップアップします。
ここで意識される対象になるのか、ならないのかによって今後もデートに誘いやすくなったりするので、真剣に考えた上で恋愛感情を抱いていることを伝えてみましょう。
まとめ
さて今回は、同性のことを好きかもしれない、と自覚した際に何を意識すべきなのかを紹介してきました。
何度も伝えますが、同性同士の恋愛となると異性同士の恋愛と比べ、偏見の目で見られることも多いですし、覚悟が必要な恋愛となります。
日本で同性婚が認められるかどうかも分からないですし、どれだけ大変な恋愛と理解した上でも相手と一緒にいたいかどうかを考えることはとにかく大切です。
自分が抱いている気持ちが親しい友人に対しての友愛の感情なのか、それとも恋愛対象として見ている恋愛感情なのか、まずはじっくりと時間をかけて考えていきましょう。
同性同士の恋愛の過程は難しそう、と考える人も多いですが、異性同士の恋愛の過程と何一つとして変わらないです。
自分自身の気持ちを再確認した上で、あなたにとって大切な存在と一歩ずつ二人のペースで恋愛の過程を楽しんでいってみてはいかがでしょうか？
